<< 2011/11 >>
01 02 03 04 05
06 07 08 09 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

RSS

小春日和?:季節の記録2011年11月1日2011年11月01日


ケヤキ 神奈川県鎌倉市

つい先日「残暑」などと書いてしまったが、旧暦ではとうに神無月(初冬)なので、ここ数日の暖さは「小春日和」と呼ぶべきだろうか。それにしても、新暦十一月に入った今日、西日本では夏日のところもあったそうで、異常な陽気である。
近所の欅の木が季節外れの若葉を出していた。台風で葉がすっかり枯れてしまい、その後暖かい日が続いたので、冬が終わったとでも勘違いしたのだろうか。

ケヤキ 神奈川県鎌倉市

※画像をクリックすると拡大されます。その際、画像が大きすぎてブラウザの画面内に収まり切らない時は、画像をクリックしたまま、画面の外、タブのある所(IEの場合コマンドバーでも可)へと引っ張り出してみて下さい。画像がブラウザの表示画面に合ったサイズに縮小されます。




夜露:季節の記録2011年11月3日2011年11月03日

夜露 神奈川県鎌倉市

日中は暖く、夜は冷え込むこの頃、草葉に夜露が光っている。デジカメのストロボ撮影にて。もとより月の光を映して見るのが最も美しいのだが…。

※画像をクリックすると拡大されます。画像が大きすぎてブラウザの画面内に収まり切らない時は、画像をクリックしたまま、画面の外、タブのある所(IEの場合コマンドバーでも可)へと引っ張り出してみて下さい。画像がブラウザの表示画面に合ったサイズに縮小されます。

柿落葉:季節の記録2011年11月7日2011年11月07日

柿落葉 神奈川県鎌倉市

昨日の雨で、落葉が増えた。今日も夜から雨。写真は柿の葉。明日は立冬だ。

※画像をクリックすると拡大されます。画像が大きすぎてブラウザの画面内に収まり切らない時は、画像をクリックしたまま、画面の外、タブのある所(IEの場合コマンドバーでも可)へと引っ張り出してみて下さい。画像がブラウザの表示画面に合ったサイズに縮小されます。

枇杷の花:季節の記録2011年11月8日2011年11月08日

立冬の今日、近所の道端に生えている枇杷の木に花が咲いているのを見つけた。目立たない小さな花だが、大変佳い香りがする。花の少ない今頃の時節にあっては貴重な花だ。

『拾遺愚草』 十一月 枇杷

冬の日は木草のこさぬ霜の色を葉がへぬ枝の花ぞまがふる

冬の日には霜が置いて、どの草木も余さず枯らしてしまうのに、ひとり葉替えをしない枝に咲く枇杷の花だけが、霜の色と見まちがえるほどに白い、という歌。建保二年(1214)、藤原定家が道助法親王に献じた「後仁和寺宮花鳥十二首」より。

『後水尾院御集』 枇杷

二たびはさしもにほはじ橘に霜の後なる花ぞまがへる
色こそあれ紅葉ちる日は咲きそめて我はがほにも花ぞ匂へる

初霜が降りた後、紅葉が散る頃に咲く花として、枇杷の花に興じた歌だ。橘の花になぞらえたのは、常緑樹の香り高い小さな白花という共通性ゆえ。

枇杷はバラ科の常緑高木。名は漢名による。葉の形が楽器の琵琶に似ているゆえの命名という。初夏になる美味な果実は誰も知っているだろうが、晩秋から冬にかけてひっそりと咲く花は意外と知られていないのではないだろうか。

櫨紅葉:季節の記録2011年11月15日2011年11月15日


櫨の紅葉 神奈川県鎌倉市

久しぶりに裏山に登った。櫨の紅葉はすっかり色づいて、もうかなり散ってしまっていた。

櫨の紅葉 神奈川県鎌倉市

※画像をクリックすると拡大されます。画像が大きすぎてブラウザの画面内に収まり切らない時は、画像をクリックしたまま、画面の外、タブのある所(IEの場合コマンドバーでも可)へと引っ張り出してみて下さい。画像がブラウザの表示画面に合ったサイズに縮小されます。