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新刊のお知らせ 伴林光平全集第一・二巻2015年08月31日

伴林光平自筆詠草

新たに電子書籍を刊行しましたのでお知らせ申し上げます。下の画像をクリックするとAmazonの商品説明ページに移動しますので、詳しくはそちらをご覧下さい。

楽天koboへは下記リンクよりどうぞ。

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伴林光平というと、天忠組(天誅組)に加わって義挙の一部始終を記録した『南山踏雲録』を遺し、また荒廃した河内の山陵を調査するなどした勤皇家として名高いと思いますが、のみならず幕末屈指の歌人でもありました。加納諸平の数多い弟子の中でも傑出した才の持ち主です。また蔵鋒体の特異な書家としても評価の高い人で、その手跡は今も少なからず市場に流通しています。

私は光平の歌と書を愛する心深く、自筆の書画や短冊を長年集めていて(上の画像はその一つです)、いつか旧版の歌集に増補した光平の家集を編みたいと思っていたのですが、なかなか実現はおぼつかない現状です。とりあえず、これまでで最も完備した歌集と思われる湯川弘文社版全集の歌集編を電子化して出版しようと思い立ちました。

最初は歌集だけのつもりだったのですが、光平の歌は「南山踏雲録」を始め様々の著書に鏤められていますし、また彼の全体像や思想を知るためには当然歌書以外の書にもあたる必要があり、いっそ全集すべてを電子化することにしたものです。

原本の全集は800ページを超す大冊で、勤皇編・国学編・歌学編・詞藻編・日記書簡編・補遺に部類されています。電子書籍では、各編を分冊して全五巻とし、補遺は最終巻に併録する予定です。

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