<< 2018/07 >>
01 02 03 04 05 06 07
08 09 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

RSS

佐佐木信綱編『和歌名所めぐり』九州64 宇土2018年07月10日

宇土より有明海を望む

宇土半島より有明海・雲仙普賢岳を望む

補録

宇土うと

熊本県にある半島の名、また市の名、また肥後国・熊本県にかつてあった郡の名。「宇土(宇戸)の小島」「宇土の長浜」が歌枕とされた。宇土半島は島原湾・八代海に面し、尖端の三角港(宇城市)から天草諸島への船便がある。

 

藤原忠通

ながむれば思ひ残せることぞなき宇戸の小島の有明の月

腹赤御贄
四辻善成

初春の千代のためしの長浜につれる腹赤はらかもわが君のため

(貞治五年―1366年―二条良基主催の『年中行事歌合』出詠歌。良基の判詞に「景行天皇の代、筑後国宇土郡長浜にて此魚をつりてたてまつりけるを、年ごとの節会に供すべき由定めおかれたるなり」とある。)