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新刊のお知らせ 風雅和歌集2019年10月09日

Kindleにて『風雅和歌集(正保四年版本)』の電子書籍を発売しました。440円です(unlimited 会員の方は無料)。

先日出版した『玉葉和歌集』と同じ正保四年版本を底本としました。新編国歌大観や「中世の文学シリーズ」の本文を参照して校訂しています。

伏見院・永福門院・京極為兼の秀歌がさらに追加されていますが、新世代の京極派歌人の歌も素晴らしいものです。花園院・光厳院は言わずもがなでしょうが、この時代は優れた女流歌人が多いことも特徴です。

隈もなく閨の奥まで射し入りぬ向ひの山をのぼる月影
月はただ向かふばかりのながめかな心のうちのあらぬ思ひに
窓しろき寝覚の月の入りがたに声もさやかにわたる雁がね
見るままに壁に消えゆく秋の日の時雨にむかふ浮雲の空

上から順に、徽安門院祝子内親王徽安門院一条進子内親王の歌です。