<< 2020/06
01 02 03 04 05 06
07 08 09 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

RSS

新刊のお知らせ 詞花和歌集2019年12月18日

2019年12月18日鎌倉の紅葉

Kindleにて『詞花和歌集(正保四年版本)』の電子書籍を発売しました。290円です(unlimited 会員の方は無料)。詳しい商品説明ヘは、下の表紙画像をクリックして移動して下さい。

新刊のお知らせ 金葉和歌集2019年12月14日

2019年12月14日鎌倉二階堂川

今年は色付きが遅く、鎌倉の紅葉はまだ随所で目を楽しませてくれています。上の写真は二階堂川の理智光寺橋より。永福寺跡のすぐそばです。

さてまた新刊のお知らせです。Kindleにて『金葉和歌集(正保四年版本)』の電子書籍を発売しました。290円です(unlimited 会員の方は無料)。詳しい商品説明ヘは、下の表紙画像をクリックして移動して下さい。

伝二条為明本と岩波新古典大系本を参照し、底本の明らかな誤りを正し、校異を記しました。

新刊のお知らせ 後拾遺和歌集2019年12月08日

2019年12月8日朝の紅葉

Kindleにて『後拾遺和歌集(正保四年版本)』の電子書籍を発売しました。390円です(unlimited 会員の方は無料)。詳しい商品説明ヘは、下の表紙画像をクリックして移動して下さい。

新刊のお知らせ 拾遺和歌集2019年11月30日

もみじ谷

Kindleにて『拾遺和歌集(正保四年版本)』の電子書籍を発売しました。390円です(unlimited 会員の方は無料)。詳しい商品説明ヘは、下の表紙画像をクリックして移動して下さい。

これも正保四年版本を底本としました。八代集すべてを電子書籍化し、いずれ合本にしようと思っていますので、底本を統一するため、正保四年版本を選んだものです。ネットでたやすく影印が見られるというのも、正保四年版本のメリットと思います。

国文学研究資料館の古典選集データベースでは正保四年版本二十一代集の翻刻と画像を見ることができます。下記リンクよりどうぞ。

http://base1.nijl.ac.jp/~selectionfulltext/21textpagelist.html

新刊のお知らせ 後撰和歌集2019年11月19日

Kindleにて『後撰和歌集(正保四年版本)』の電子書籍を発売しました。390円です(unlimited 会員の方は無料)。詳しい商品説明ヘは、上の表紙画像をクリックして移動して下さい。

正保四年版本を底本としたものです。藤原定家の天福二年写本と岩波新古典大系本を参照し、底本の明らかな誤りを正し、校異を記しました。いずれ正保四年版本による八代集の合本の出版も考えております。

新刊のお知らせ 『黒髪集』2019年11月03日

Kindleにて吉井勇の歌集『黒髪集』の電子書籍を発売しました。220円です。

番町書房の全集では六番目の歌集になります(四番目が『祇園歌集』で、五番目が『仇情』)。

遊蕩児勇の本領発揮といったところでしょうか、恋の諸相を多彩に描き出した歌集です。本人は近世の三味線歌謡『松の葉』に影響されたもので、「歌の正道からやや外れた時代の歌集」として後年否定的に振り返っています。勢いにまかせて濫作している感なきにしもあらずですが、当時は三十一文字が湧き出てくるような状態だったのではないかと思えます。

Kindle無料キャンペーンのお知らせ2019年11月01日

本日より『解註謡曲全集巻一』の無料キャンペーンを実施します。11月1日17時から11月6日の16時59分まで、unlimitedの会員でない方でも無料でお求め頂けますので、この機会をぜひご利用ください。

新刊のお知らせ 『片恋』2019年11月01日

Kindleにて吉井勇の第三歌集『片恋』の電子書籍を発売しました。220円です。

『昨日まで』に次ぐ歌集になります。岩波文庫の自撰『吉井勇歌集』にはこの歌集からは一首も採られていないのですが、これはおそらく作品の質が劣るせいではないと思われます。以前の歌集から作風にほとんど変化が見られないこと、また全体として物語をなすような歌集なので、抄出が困難であること、この二点が無選出の理由ではないでしょうか。辛い恋の歌が多く、作者自身良い思い出ではなかったことも一因かも知れません。

詳しい商品説明は上の表紙画像をクリックして移動して下さい。

新刊のお知らせ『校註 良寛歌集(補訂版)』2019年10月30日

小川芋銭 月の兎歌意

 

Kindleにて大島花束校註の『校註 良寛歌集(補訂版)』の電子書籍を発売しました。660円です(unlimited 会員の方は無料)。

良寛の歌集は種々出ていて、吉野秀雄校注の東洋文庫は今も版を重ねているようです。大島花束の本は、歌数が多いのと、読みやすいこと(長歌は二句毎に改行するなど)が、類書と比べた時の良さでしょうか。注釈はややあっさりしすぎてはいるものの、枕詞などにも注を付けるなど、初心者に親切な方針が採られています。東洋文庫版を参照するなどして、明らかな誤植を訂正し、また補注を加えました。

良寛は特に長歌が良いと思うのですが、大島本では長歌の部が最初に置かれているのも、私の気に入っている点です。中でも物語的な歌が素晴らしく、私は「月の兎」などを読み返すたびに落涙してしまいます。散文にはない詩の力というものを強く感じさせられます。ここには「松山の鏡」と通称されている長歌を引いてみます。

越なるや 松の山べの
をとめごが 母に別れて
忍びずて 逢ひ見んことを
むらぎもの 心にもちて
あらたまの 年の三とせを
すぐせしが しはすの暮に
市に出で もの買ふ時に
ます鏡 手にとり見れば
わが面の 母に似たれば
母とじは ここにますかと
よろこびて います日のごと
言問ひて 有りの限りの
あたひもて 買うて返りて
朝なけに 見つつしぬぶと
聞くがともしさ

千人万首 良寛

新刊のお知らせ 風雅和歌集2019年10月09日

Kindleにて『風雅和歌集(正保四年版本)』の電子書籍を発売しました。440円です(unlimited 会員の方は無料)。

先日出版した『玉葉和歌集』と同じ正保四年版本を底本としました。新編国歌大観や「中世の文学シリーズ」の本文を参照して校訂しています。

伏見院・永福門院・京極為兼の秀歌がさらに追加されていますが、新世代の京極派歌人の歌も素晴らしいものです。花園院・光厳院は言わずもがなでしょうが、この時代は優れた女流歌人が多いことも特徴です。

隈もなく閨の奥まで射し入りぬ向ひの山をのぼる月影
月はただ向かふばかりのながめかな心のうちのあらぬ思ひに
窓しろき寝覚の月の入りがたに声もさやかにわたる雁がね
見るままに壁に消えゆく秋の日の時雨にむかふ浮雲の空

上から順に、徽安門院祝子内親王徽安門院一条進子内親王の歌です。