拾遺愚草全釈一~四を改訂しました ― 2014年08月27日
『拾遺愚草全釈一』~『四』までを改訂しましたのでお知らせ申し上げます。底本からの引用部分を枠で括るなど体裁を読みやすく改め、また出版後見つかった誤りを訂正しました。
改訂版のダウンロードの仕方は、Amazonのトップページで、検索欄の右にある「アカウントサービス」から「My Kindle」へと進んで下さい。ライブラリが表示されますので、「拾遺愚草全釈一」「二」「三」「四」を探しますと、「アップデート版を利用可能」と表示がありますので、クリックして下さい。さらに更新ボタンをクリックすると、お持ちの端末に改訂版がダウンロードされ、旧版と入れ替わります。
なお、メモやハイライト、最後に読んだページの位置情報などは、バックアップ機能をオンにしておかないと、アップデート版に引き継がれないようですので、ご注意下さい。
現在は最終巻にあたる第五巻(員外)を鋭意制作中です。今週末までには出版できればと思っております。
新刊のお知らせ ― 2014年08月31日
アマゾンにて『拾遺愚草全釈五』(kindle版)を出版しました。『員外』の全首を収めております。これでようやく『拾遺愚草全釈』が完成しました。
書籍の画像をクリックしますと、商品の詳細ページへリンクしますので、内容につきましてはそちらをご覧下さい。やまとうたeブックスのサイトでも新刊案内に掲載しております。
『員外』は言語遊戯的な動機から速詠した歌がほとんどなので、あまり真面目に詮索するのも不粋な気はするのですが、そうした歌だけに、定家の詞藻の豊かさや熟練の技術に舌を巻く思いがすることもたびたびです。
本の後記にも書いたのですが、『全釈』の連載中に激励や教示を下さった方々に、改めて感謝の意を表します。
しばらく本作りに熱中してこのブログも開店休業状態でしたが、またぼちぼち始めたいと思いますのでよろしくお願いします。
最近のコメント