掲示板について ― 2012年06月04日
掲示板再開をリクエストして下さるメールやコメント等を時々頂きますので、その点につきまして説明させて下さい。
私の運営しているサイト「やまとうた」「波流能由伎」では、交流や質問のための掲示板をずっと設けてきました。割と活発なやりとりのある時期もあったのですが、だんだん投稿数が減り、昨年あたりは月に一件あるかないかという程度になっていました。
ところで私のサイトを置いているサーバはCGIが禁止されているので、掲示板を自分で設置するわけにゆかず、レンタルを使うしかありません。無料掲示板は何の広告が入るか分からないし、デザイン的にも煩いしで、ずっと有料のを使ってきました。レンタル料は年間契約で数千円になります。大した金額とは言えないでしょうが、月一件程度という投稿の少なさ、対して常に相当数あるスパム・宣伝投稿への対処といった面倒を考えると、お金を払ってまで掲示板を維持しようという意欲はなくなります。多くの方が掲示板を止めてしまう背景にも、似たような事情があるのではないかと察します。
私のサイトの交流掲示板が不活発になったのは、何より管理者たる私の非力に原因がありますが、近年のSNSの活発化にも一因があるのではないかという気がします。mixiやfacebook、あるいはtwitterなどは、コミュニケーション・ツールとして、大変すぐれたものだと思います。
といったわけで、交流のためにレンタル掲示板を再設置しようという気持には、なかなかなれないのが正直なところです。
なお、和歌投稿用の掲示板では、休止直前まで少なからぬご投稿を頂いておりました(まことにありがとうございました)。こちらの方はいずれ再開したいと思っているのですが、こうした試みに本当に掲示板という形式が適しているのかどうか、やはり疑問がないわけではありません。
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