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佐佐木信綱編『和歌名所めぐり』九州36 虹の松原2017年07月17日

虹の松原 唐津城より

唐津城より眺めた虹の松原

虹の松原

松浦湾に沿へる長汀二里、青松白沙の景勝。(注:江戸時代に防風林として整備され、「虹の松原」と称されるようになったのは明治時代以降。JR筑肥線虹ノ松原駅下車至近。)

北村幽渓

佐用媛さよひめがひれふりしてふ山裾に清くうつくし虹の松原

補録

波多江友吉

まな下に横たふ虹の松原やなぎさはるばると波しろく寄す

中島哀浪

うすべにの貝がらひとつひきだしに悲しき海といつまでかある

(虹の松原にこの歌の歌碑がある。同所を詠んだ歌かどうかは不明。中島哀浪あいろうは佐賀出身の歌人。前田夕暮の「詩歌」同人、「ひのくに」主宰。昭和四十一年、八十三歳で死去。)

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